【ニュース・アメリカ】2021-22学年度の準学士・学士号及び修了証取得者数、過去10年間で初めて前学年度から減少

 
米国学生情報研究センター(National Student Clearinghouse Research Center)は3月16日、2021-22学年度の準学士・学士号及び修了証取得者数に関する調査結果をまとめた報告書「学部課程修了者:2021-22学年度(Undergraduate Degree Earners: Academic Year 2021-22)」を発表した。

 
これによると、2021-22学年度の準学士・学士号及び修了証取得者数は前学年度比1.6%減(5万8,800人減)で、前学年度から減少したのは過去10年間で初となった。特に、初の学位・修了証取得者数が前学年度比1.9%減(5万700人減)と最大で、内訳は、準学士号取得者数7.6%減(5万6,800人減)、学士号取得者数2.4%減(3万6,000人減)であったのに対し、修了証取得者数は9%増(4万2,200人増)であった。

 
また、初の学位・修了証取得者の中でも25歳以上の学生数の減少率が4.1%減(3万600人減)と高い一方、24歳以下の学生数の減少率は1%減(1万9,100人減)にとどまった。さらに、準学士号を過去に取得済みの学士号取得者数が2.5%減(1万1,600人減)となり、以前に学位・修了証を取得したことのある学生全体の数も過去10年間で初めて減少(0.8%減、8,100人減)した。

 
なお、本報告書は、こちら(PDF)からダウンロード可能。

 
3月16日


National Student Clearinghouse Research Center: Undergraduate Degree Earners: Academic Year 2021-22


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 若手研究者育成