教育省（Department of Education）は3月14日、連邦学資援助局（Office of Federal Student Aid：FSA）が、連邦学資援助プログラムに参加する高等教育機関による法律・規則準拠状況を監督する付加的ツールとして、シークレットショッパー（secret shopper、客を装った調査員）を導入することを発表した。

 
シークレットショッパーは、高等教育機関が学生募集・入学・学資援助において虚偽・搾取的手段を用いる可能性を特定する補助的手段として利用される。具体的に、単位の移行可能性、就職率、卒業率・退学率、卒業生の年収、就職支援サービス、学費、学資援助受給額、大学認可状況などに関する虚偽表示や、連邦学資援助プログラム参加大学が準拠すべき法律・規則に違反する業務状況を調査する。シークレットショッパーによる調査結果は、実施中の調査・評価を裏付ける証拠や、新たな調査・評価を開始する根拠として使用され、必要であれば、監察総監室（Office of Inspector General）などを含む省内他部門と共有される場合もある。

 
3月14日

Department of Education:
Education Department Announces Use of Secret Shopping to Protect Students, Crack Down on Institutions that Lure Students with Lies