2022年12月20日、ラッセルグループは新しい分析によると、英国の優秀な大学の24大学と関連するスピンアウト企業、新興企業により、1年間の間に56,000件の雇用を創出し、60億ポンドの投資を生んだことを明らかにした。政府が英国各地で成長と投資を優先している中、ラッセルグループの数字によると、研究集約型の大学が、高質の雇用や革新的なアイディアをインパクトや製品へ移行する上で大きな役割を果たしている。

 
2020/21年度では、ラッセルグループの大学と関連する4,303社が成長し、正社員の数が60％増加、外部投資はおよそ60億ポンドと倍の成長があり、総売り上げは101億ポンド以上となった。
この新しい数字は、大学が英国全国の地域に良い影響を与えている1つの方法であることを浮き彫りにしている。ラッセルグループの大学による更なる分析によると、世界レベルの研究や企業の生産性の向上、英国の学生に高度なスキルを導く教育、留学生の経済活動により、地域の街や都市が財政的な恩恵を受けていることを示している。

 
ラッセルグループの最高責任者であるTim Bradshaws博士のコメント：

 
「この分析は、画期的なものの発見や生産性を高める世界レベルの研究から人々の生活を変え、英国の経済を動かすようなスキルを生み出す高質な教育まで、ラッセルグループの大学が与える英国全体の経済や社会的影響の広さと規模を明らかにしている。」

 
「Cardiffの先端半導体からYorkのクリエイティブ産業のための新しいデジタルテクノロジーまで、英国の大学周辺で成長するイノベーションのクラスターは、英国の優れた才能と英国の研究を利用して、地域の活性化に貢献している。的を絞った支援は、既存および新興クラスターを大きくし、地元やそれ以外の地域にも大きな利益をもたらすことができるようにあるであろう。」

 
ラッセルグループは、今年初めに発表された、グラスゴー、グレイターマンチェスター、ウエストミッドランドの3つのイノベーション・アクセラレーターに基づいて、政府が計画している投資ゾーンがその効果を最大限に活かすため大学周辺に焦点を当てているという発表を歓迎した。
高等教育統計局（Higher Education Statistics Agency: HESA）による最新のHE-BCIのデータによると、大学と関連するスピンアウト企業の3分の2以上がラッセルグループの大学で開発され、大学全体の外部投資と売り上げの85％を占めていること分かる。

 
全体的に7つのラッセルグループの大学と関連している企業で1億ポンドの投資があり、それらは：

• Cambridge(19.8億ポンド)
• Oxford (11.8億ボンド)
• UCL (8.3億ポンド)
• Bristol (6.3億ポンド)
• Imperial College London (3.13億ポンド)
• Nottingham (1.61億ポンド)
• Southampton (1.56億ポンド)
• Queen University Belfast (1.26億ポンド）

ラッセルグループ：Jobs and investment boosted in every region of UK by new businesses linked to Russell Group universities