【ニュース・イギリス】Susan Lapworth氏が学生局の最高責任者に就任

 
2022年9月2日、教育省(DfE)は Susan Lapworth 氏を2026年8月まで 学生局(OfS) の最高責任者として任命した。DfE が実施した公開任命過程を経て、Susan Lapworth 氏がOfSの最高責任者に任命された。Lapworth 氏は OfS の暫定最高責任者として2022年5月から務めており、その前は OfS の規制担当の部長職にあり、19年間にわたり高等教育分野を経験してきた。

 
OfS はイングランドでの高等教育の独立した規制局である。最高責任者の役割は、どのような環境からの学生であっても全ての学生の利益を守り、充実した高等教育経験を受けられるよう、OfS がその目的を達成するための戦略的なビジョンをもって実現することである。

 
この任命は2022年9月1日から2026年8月末までの期間である。Lapworth 氏は、OfS の理事会、政府、高等教育の関係者と親密に協力し、今後4年間で OfS の規制の優先事項を実施していく。

 
教育大臣である James Cleverly 氏のコメント:

 
OfS の暫定最高責任者として、Lapworth 氏は学生第一と考えて指導力を発揮していた。彼女は世界のトップにある高等教育機関における多くの知識と経験があり、任命に至った。卒業生の成果の向上や、学生が質の高い学術的経験を受けられるようにするために重要な役割を果たすことを期待する。

 
Susan Lapworth 氏本人のコメント:

 
今回 OfS の最高責任者に任命されたことを大変うれしく思う。英国の大学およびカレッジは教育、研究、地域社会の活動を通して、社会と個人に対して大きな貢献をしている。もし複雑で多様なこの高等教育界がそんなにも重要でないなら、規制局など存在する必要がない。OfS の優秀なチームと今後も引き続き協力し、あらゆる背景の学生たちが卒業後の十分な準備をするために質の高いコースに進学し、成功を収めることができることを期待する。


教育省(DfE): Susan Lapworth appointed as Office for Students Chief Executive


地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事