2022年8月5日、University Business は、英国大学協会（UUK） と 大学入試機関（UCAS） が、来たる8月18日の A レベル結果発表日を前に、大学進学希望者に対するアドバイスを発表したことを伝えた。

 
この夏、大学への進学希望者が増加しており、殆どが第一希望大学に入学すると予想されており、クリアリングにおいて多数の質の高いコースの空きがまだあることで、大学ではその支援に全力を尽くす努力をしている。

 
8月18日（木）はA レベル、AS レベルや職業技術資格であるTレベル、BTES’s、レベル2があり、8月9日にはスコットランドの Higher および Advanced Higher の結果発表の日もあり、UUK や UCAS は大学進学希望者に対してアドバイスを発表した。

 
英国出身者の18歳の大学進学希望者は過去最大となり、また恵まれない地域からの志願者も過去最大となったことは、大学教育の魅力と価値が継続して認められ、雇用者から強い大学卒の能力の需要がある証である。

 
今年の大学進学者のほとんどは、第一希望の大学に進学すると予想されている。第一希望大学や第二希望以降の大学に進学ができなかった者は、昨年5万人以上の学生が利用したクリアリングを通して他の多くのコースへ進学が可能である。

 
UUK の暫定最高責任者である Chris Hale 氏のコメント：

 
「この夏、多くが第一希望大学に進学すると予想されており、またクリアリングによって質の高いコースへの進学のため、大学側は大学進学希望者の増加のための準備をしている。入学に必要な成績に達せなかった学生に対応する経験を持つ進学チームは、この夏、進学者に対してアドバイスをするため一生懸命努力するであろう。

 
Covid-19 の混乱後、初めて試験が再開されたので、過去2年より高い成績を納める学生の割合が少ないことを考慮している。進学の決定は成績だけではない。身上書、推薦状、個人の状況などが十分に考慮される。なので、たとえ第一希望大学の進学を逃したとしても、たくさんの素晴らしい選択肢があること覚えていてほしい。」

 
スキル・継続高等教育担当大臣の Andrea Jenkyns 氏のコメント：

 
「昨年の結果発表日以来、我々は大学、カレッジ、UUK、その他の大学関係グループ、UCAS やイングランドの試験監視機関である Ofqual と密接に協力し、今年の大学進学の行程が、ある程度正常に近い状態になるように努力してきた。

 
UCAS ではクリアリングを利用し、約3万コースなどまだ多くのコースに進学する事ができる。結果発表日では、UCAS は第一希望大学からのオファーを貰っている学生のほとんどの学生が、第一希望に進学すると予想している。名門大学への進学の競争率はいつでも高いが、クリアリングを通して他の大学に行くか、もしくは高い職業訓練や技術系などに進学する選択肢もある。個々の大学は、例年通りに、柔軟で公平な意思決定を行い、申請手続きを通して若者をサポートしてきた重要な経験を持っている。」

 
UCAS の最高責任者である Clare Marchant 氏のコメント：

 
「過去2年間の困難にもかかわらず、過去最高である18歳の若者が高等教育進学を希望していることを嬉しく思う。今後数週間で新しい門出を迎える70万人以上の学生を支援するため、高等教育機関全体で努力をすることになる。

 
最も優秀な大学への入学を確保することは、大変競争が激しい。そのため UCAS では学位習得のため必要な情報収集のサポートを行い、学生が学位コースだけでなく、高等技術訓練実習など、他の機会の検討に対しても支援する。」

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