2022年7月28日、REF2021 は、REF の評価で研究環境の評価は、分野レベルではなく大学に重きをおくべきであるという、新しい評価経過を試験的に行ってきた審査員から提案が出たことを伝えた。
大学全体のレベルでの研究環境の評価の実現可能性を検証するために任命された専門家の審査員は、その結果を報告した。機関レベルの環境試用審査員(ILEPP)は、REF2021 に参加した157機関の提出物を審査した。この報告書は、ILEPP の主な調査結果と今後の REF の実施において、機関レベルの評価を入れることを資金提供機関に提言することを示している。
結論として:
- 機関レベルの評価は、大学が REF に提出する書類の作成に伴う負担を軽減する可能性があり、そのレベルでの研究と影響に対する支援の価値認識を提供する。
- REF2021 や以前の REF で実施されたユニットレベルの環境評価に代わるものとなるべきである。
- 過程が十分であることを保証するために、より構造的でデータに基づいたテンプレートを含む詳細な微調整が必要である。
英国の4つの高等教育助成金機関は、試用の結果を歓迎している。報告書は、将来実施する際にそれが活かされるように 未来研究評価プログラム に活用される。
4つの助成金機関は、Stern 卿の主導による2016年の REF の独立レビューの提言を受けて、試用実施を始めた。教育機関の研究環境に対し別の評価をするという提言は、提出過程の重複を減らし、教育機関全体の戦略、支援と活動を反映する環境の側面を認識し、評価することを目的としている。
REF2021: Pilot panel supports University level assessment in ref
地域 | 西欧 |
国 | イギリス |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
研究支援 | 研究評価 |