2021年7月13日、ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は、G7 科学大臣会合において、各国が協力してコロナ禍からのより良い再建に取り
組むために、科学研究における国際協力を強化することが合意されたと発表した。
G7 科学大臣会合は、安全保障上のリスクから国際的な研究及びイノベーションを保護しながら、国境を越えて科学的知識の自由な流れを促進し、
協力を強化するための方法を議論するために7月13日に開催された。
多様性や多様性の受け入れを促進するための取組を通して、科学研究への参加拡大を議論するために関係大臣とともに G7 ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)のメンバーである Fabiola Giannotti 欧州原子核研究機構(CERN)事務局長も参加した。
本日の会合は、先月のサミットに続いて、G7 諸国が国際的な科学研究及び協力を保護及び強化する政策、法的枠組み及び計画の支援することを
合意した G7 首脳コミュニケとともに公表された G7 研究協約に基づくものである。
当該合意は、英国の BEIS を含む G7 の科学関係省庁が研究協力を妨げる障壁に対処するために協力して取り組み、コロナ禍のような将来の危機
に対応するための能力を向上させることを意味する。
当該研究協約の発表を通して、G7 諸国は以下の点を合意している。
- G7 諸国及びそれ以外の国における効率的かつ安全な研究データの処理及び共有の促進
- フューチャー・ショックに対する回復力を構築するため、有事の際のデータ共有に焦点を当てたパイロット・スタディ
- 研究エコシステムの安全性及び公正性に関する共通の原理をまとめるためのワーキンググループの設置
G7 研究協約はまた、強く多様で回復力のある科学及び研究コミュニティを作り出すという各国の合意を強調している。当該協約は、十分なサービス
を受けていない、少数しか存在しない及び社会の主流から取り残されたコミュニティの参加を深めること、及び研究及びイノベーションへの参加
への障壁を取り除く機運を高めることの重要性を強調している。これは G7 ジェンダー平等アドバイザリー評議会の取組によってさらに支援されて
いる。
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS): G7 nations to boost international research response to future crises
地域 | 西欧 |
国 | イギリス、その他の国・地域 |
取組レベル | 国際機関レベルの取組、政府レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
国際交流 | 国際化 |
人材育成 | 入試・学生募集 |