【ニュース・イギリス】大学との連携は、英国がより早くより良い再建をする手助けになる

 
2021年5月27日、英国大学協会(UUK)は、大学と雇用主、地方政府及びその他のパートナーとの連携を通して、英国中の何千件もの雇用、新たな
ビジネス及び繁栄が生み出されることを予測した新たな報告「Universities and the UK’s economic recovery: an analysis of future impact」
を発表した。

 
National Centre for Entrepreneurship in Education (NCEE)により執筆され、英国大学協会(UUK)により発表された当該報告書では、今後5年間
で英国の大学が以下について提供すると予測している。

  • 116億ポンド相当の小規模の事業、企業及び非営利活動への支援及びサービス
  • 大学のために21,700の新たな企業及び慈善団体が創設される
  • 191,000人の看護師、84,000人の専門医及び188,000人の教師が英国の大学で養成される
  • 217億ポンド(推定額)の英国の大学とアカデミックではない組織との共同研究

 
UUK は、地域や全国において新たなパートナーに救いの手を差し伸べ、現在見積もられている以上のより高いインパクトをもたらすために、さらに多くのことを行い、大学からの新たな意気込みとともに大学を経済と社会の復興の中心に位置付けるためのキャンペーンである「#GettingResults(※)」を立ち上げている。

 
そのキャンペーンの一環として、大学は一連の公約及び国家の経済や社会の復興に戦略的に重要なセクターを代表する主要な雇用主や団体とのパートナーシップ協定を進展させる。これらは大学がビジネスや他のパートナーを支援するために担うことができる役割の概要を示すとともに、これらの
パートナーシップは改善できる点を特定し、社会に恩恵をもたらすとともに機会をレベルアップする協力の増加を奨励する。

 
この取組は、UUK に新たに創設された、ニューカッスル大学の副学長で UUK のボードメンバーでもある Chris Day 教授が率いる Economic and Social タスクフォースによって管理されている。

 
※#GettingResults: Table: UK universities’ predicted contributions 2021-2026
 


英国大学協会(UUK): Universities UK


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