2021年3月10日、英国大学協会(UUK)は、英国の大学はメンタルヘルスサポートサービスに関し、前例のない需要レベルを経験していると発表した。
本日発表された最新の国家統計局(ONS)のデータによると、ほぼ3分の2の学生が今学事年度においてメンタル面の健康状態の悪化を経験しており、
コロナ禍における学生の生活満足度は、英国の成人の平均をはるかに下回っていることを明らかにしている。
一部の学生が対面での学習及び活動に戻り始めている週において、UUK は、数週間、数ヶ月間先における学生のメンタルヘルスや望ましい生活状態
への支援に至急焦点を向け、以下のステップをとるように政府に求めている。
大学の福祉・メンタルサービスをターゲットとした資金の緊急対応
この資金は、より多くの学生がより早くサービスを享受できるよう、高等教育機関がスタッフの体制を強化し、その支援を改善するためにすべての
高等教育機関に配分されるべきである。
学生向けのNHSサービスを委託することにより、NHS の長期計画に設定された学生のメンタルヘルスに対するコミットメント
を実施
半分の若者が高等教育に進学している。彼らは、初期診療、心理療法そして専門家のサービスといった大学の支援を調整した献身的なサービスを必要
としている。保健省(DHSC)、教育省(DfE)そして NHS イングランドは、増え続ける多様な学生ニーズを満たせるよう NHS サービスに変革を
もたらし、かつそれに対し資金提供を行うために大学と緊密に連携すべきである。
英国大学協会: Universities UK:UUK 国家統計局: Office for National Statistics:ONS
地域 | 西欧 |
国 | イギリス |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
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大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
その他 | その他 |