【ニュース・イギリス】教育省(DfE)、コロナ禍の影響を受けた学生への5,000万ポンドの追加支援を発表

 
2021年2月2日、教育省(DfE)は、コロナ禍の影響により生じる経済的困難に直面する学生を助けるために新たな資金を大学に配分すると発表した。

 
何千人もの学生が、経済的に逼迫している学生を支援するための追加の5,000万ポンドの資金の恩恵を受けると Michelle Donelan 大学担当大臣は
述べた。本日の発表により、12月に発表された2,000万ポンドに加え、今予算年度で総額7,000万ポンドがもたらされることになる。

 
新たな資金の提供は、大学がコロナ禍の影響を受けた、例えば、大学寮などの代わりとなる住居、雇用の喪失または教育にオンラインでアクセス
するための追加費用といった新たな費用負担に直面している学生を支援できることを意味している。大学は資金配分を行い、最も支援を必要とする
学生への資金提供を優先させることができる。

 
大多数の学生は遠隔で学習を続けることを求められているため、コロナウィルスの感染拡大を減らす対策の一環として、財政的支援の追加措置
が行われる。

 
この発表は、学期間中の住居から離れる必要がある学生のために家賃のリベートを行う多くの大学及び学生寮等の施設提供者の決断に続くものである。
政府は他の者が彼らに続き、そして学生に部分的な返金を行うことを奨励している。また、大学を含むすべての学生寮等の施設提供者に、賃貸方針
が学生の利益を最優先することを心に留め、それが明確に伝えられていることを確認するよう求めている。

 
当該資金は学生局(OfS)から、学生の苦難を現場で評価する最適な場である大学に直接配分される。大学は、例えば複数の住居を維持する必要
があることによって生じる追加の費用に直面している場合、一時解雇スキームを利用できない学期間中の住居に近い仕事のような雇用が維持できない
ような場合、遠隔学習にアクセスする場合など、コロナ禍の影響を受けた留学生を含む学生を支援することができる。

 
政府は、当該資金の状況及び効果を監視し続けることとしている。
 


教育省(DfE): Government announces £50 million to support students impacted by Covid-19


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イギリス
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