2017年11月15日、内務省(Home Office)はテクノロジー、科学、芸術、創造産業などの分野で卓越した才能を持ち、最前線で活躍している者に対するビザの発給数を倍にすることを発表した。
全世界から優秀な人材を確保するため、ビザカテゴリーTier1(Exceptional Talent)枠が現在の年間1,000件から2,000件に増加する。
これにより、英国の経済を強化するより多くの高等技能保持者を受け入れることができることとなる。また産業界において英国が世界トップクラスの座に居続けるための方策のひとつとして、個人のグローバルな移動に対し英国政府が貢献していることを表している。
2,000件のビザは、デジタルテクノロジー、科学、芸術、創造産業の分野で将来のグローバルリーダーとなりうる個人、もしくは「以下5つの団体のうちどこか」からの推薦を受けた者が対象である。
5つの推薦団体;
- テックシティUK(Tech City UK)
- イングランド芸術評議会(Arts Council England)
- 英国学士院(British Academy)
- 王立協会(The Royal Society)
- 王立工学アカデミー(Royal Academy of Engineering)