【ニュース・イギリス】公的機関でより多様な社会づくりを奨励

2014年10月21日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)は高等教育機関における職員の多様性を確保するための取り組みに関する報告書「平等と多様性のための理論的根拠:各大学はどのように変化を推し進めているか」(平等性推進団体「Equality Challenge Unit」委託による)を発表した。
2013年1月にビジネス・イノベーション・技能省(BIS)より発行された、助成金の配分と優先事項を定めるグラントレターでは、公的機関における多様性の欠如、高等教育部門での管理職における、女性・黒人や少数派に属する人種・身体障害者の割合の相対的低数値が改善事項とされていた。これを受けてHEFCEは同年9月より委員会を設置し、これまで本件についてどのような活動が行われたか、またその効果等について本報告書としてまとめるに至った。
同報告書によれば、活動参加者は一様に、平等性と多様性を推し進めることは有能な人材の登用機会拡大にもつながり、各機関の成功にとっても重要であると認識している。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news95708.html

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事
人材育成 職員の養成・確保