【ニュース・イギリス】パートタイム学生数減少は通常の学位取得課程学生数にほぼ影響なし

2014年4月22日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)はパートタイム学生に関する分析結果を発表した。これは、4月10日に発表された報告書(下記「URL2」参照)に基づくもので、その中で多くの国でパートタイム学生数の減少が指摘されていた。
本分析では、英国においては、2008学事年度(以下「年度」)~2012年度の通常の学位(First Degrees※1)取得課程へのパートタイムでの入学者数の変化をみると、6%減少に留まり、全体的な減少は、その他の学位※2取得課程における入学者数の落ち込みに起因すると指摘している。

※1 通常の学士学位の他、Integrated Master’s degree(4年間で学士と修士を併せて履修する課程)も含まれる。
※2 foundation degrees(学術部門と職業経験を合わせた学位)、certificates of higher education(高等教育機関でフルタイム1年、パートタイムで2年、もしくはそれに準じた形で学んだときに与えられる証明書)など。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news87036.html
URL2: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news87004.html

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ