【ニュース・イギリス】スコットランド政府、2021年の大学入学資格試験の中止とコロナ渦におけるガイダンスを発表(2)

 

Swinney 教育大臣は、「学部学生は、通常、学期当初から家での学習を再開し、大学からキャンパスと宿舎に戻るよう指示を受けた場合のみ戻る
こととなる。」と述べた。
 

また、彼は、学生が、クリスマス休暇前と 同様にCovid-19の検査 を受ける機会が与えられることも確認した。さらに学生は、大学に戻る前と戻った
後にそれぞれ2週間の社会的な交流を自主的に制限
するよう求められている。
 

スコットランドのガイダンスは、12月7日にウェールズの Kirsty Williams 教育大臣が発表したガイダンスに沿っているが、それは英国政府の
アドバイスに非常に注意深く従っている。ウェールズの学生は、1月11日から4週間に渡り時期をずらして大学に戻るよう求められている。
 

もしウェールズの学生が、Covid-19の検査プログラム に参加しない場合は、14日間の自己隔離を完了しなければならない。これは学生が、社会的な
接触を最低限にし、十分注意すること、そして医療などのような必要不可欠な目的のため、または1人もしくは同じ世帯にいる者との屋外での運動
のために外出できることを意味する。
 

Covid-19の検査 を受ける機会を持つ学生は、イングランドの学生に向けたガイダンスに従い、当該検査を3日おきに2回受ける必要がある。
Williams 教育大臣は、「学生は、クリスマス休暇後、大学キャンパスに戻りたがるだろうが、安全な方法でそれをすることを望むだろう。」
と述べた。
 

「我々は、対面での学習に戻ることへの確信を保証し、学期中に自己隔離することが必要な学生が多数出るリスクを最小限にするためにこれらの
方策を講じている。」と彼女は付け加えた。
 

英国大学協会(UUK) の一組織である Universities Wales の Amada Wilkinson 氏は、ガイダンスを論評し、「大学の職員や学生の多大な努力は、Covid-19の検査プログラム に注がれており、学生、職員そして地域コミュニティの安全と身体と精神の健全さは、依然としてウェールズの大学の
最優先事項
とされている。」と述べた。
 


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