2014年11月20日、THE(Times Higher Education)は、毎年行っているRCUK助成金獲得状況の分析結果について発表した。同報告によると、2013学事年度(以下「年度」)はICLが2011年度から再び首位に返り咲いた。
全体で22%減となった2013年度のRCUK助成金の獲得競争は、£1,000万以上を獲得した27大学の中で、獲得額が前年度に比べて増加した10大学の一つであるICLに軍配が上がった。前年度は第3位に留まったものの、過去5年のこの助成金獲得競争で4回首位に君臨している同大学の研究担当副部長であるDonal Bradley氏は、「このような大変厳しい研究助成金獲得競争の中、スタッフが一丸となって取り組んだ努力が報われたことを喜ばしく思う。」と述べている。
昨年度首位のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は42%減額の第3位、昨年度第2位のケンブリッジ大学は45%減額の第5位と、大学によって明暗が分かれた。
なお、「英国研究会議(RCUK)研究助成額獲得金額・率 一覧表」はこちら(PDF)を参照。
(原記事タイトル’Imperial College London back at top of research council income table’)