【ニュース・イギリス】イングランド高等教育財政会議(HEFCE)が学習成果に関する統計を発表

 2015年9月16日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)は、出自や選択科目などによって学習成果がどのように異なるか調査した結果についての報告書(URL1)を発表した。
 2013学事年度(以下「年度」)の卒業時の成績について、入学時の成績、性別、人種、経済状況、出身校の種類、大学での専攻科目、就学形態、年齢、障害の有無など、あらゆるタイプの集団毎で、学習成果がどのように異なるかを調査したものである。
 また、報告書は2010年度と2013年度での、最上位とそれに次ぐ成績優秀者の全体に占める割合の変化について着目し、1.5%増加したと述べている。原因の半分は、学生個人の資質に帰せられるが、残りは高等教育機関側に起因する要因や、学習・教育法、定着率の変化、また授業料値上げに伴って学生の学習意欲が高まったことなどが挙げられるとしている。

URL1: http://www.hefce.ac.uk/media/HEFCE,2014/Content/Pubs/2015/201521/HEFCE2015_21.pdf
URL2: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2015/Name,105305,en.html
URL3: http://www.bbc.co.uk/news/education-34268021

地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性
統計、データ 統計・データ