2015年10月12日、自然環境研究会議（NERC※）が実施する極地研究のための船の建造に、イングランド北西部の企業が選定されてあたることが発表された。建造業者はヨーロッパや東アジアの企業の中から1年をかけて選定された。
　研究船は建造予算￡2億で、2016年秋に着工、2019年までに利用開始を予定。北極・南極で極地研究のためのデータ収集などにあたる。この建造計画により地元に500人の雇用が創出され、大きな経済効果が見込まれている。
　ジョンソン大学・科学担当大臣はこの大規模投資について、「極地研究における英国の主導的地位を確固としたものにするとともに、北西部の造船業を活気付かせるもの」と語っている。
　※英国研究会議（RCUK）を構成する7つの研究会議（RC）のうちの1つ

URL1: https://www.gov.uk/government/news/merseyside-beats-global-competition-to-build-200-million-polar-research-ship