【ニュース・アメリカ】OSTP、エネルギー部門を新設し、サリー・ベンソン氏をOSTPエネルギー担当長官代理に任命

 
大統領府科学技術政策局(OSTP)は11月24日、新たにエネルギー部門を立ち上げることを発表した。また、OSTP エネルギー担当長官代理兼エネルギー移転最高戦略責任者に サリー・ベンソン氏、エネルギー担当主席長官補佐兼エネルギー政策主席顧問にコスタ・サマラス氏が就任することを合わせて発表した。OSTP エネルギー部門は、米国によるクリーンエネルギーイノベーションにおけるリーダーシップ継続と、米国が2050年までに温室効果ガス排出ネットゼロ達成を確実に実現するために、米国クリーンエネルギーイノベーション計画を策定することになる。

 
ベンソン長官代理、サマラス主席長官補佐、及び、エネルギー部門は、大統領府米国気候顧問の ジーナ・マッカーシー氏やOSTP気候・環境担当長官代理の ジェーン・ルブチェンコ氏等の科学・気候顧問と協力しながらこの取り組みを進めることになる。国際的にも著名なエネルギー専門家であるベンソン氏の前職は、スタンフォード大学 地球・エネルギー・環境科学部エネルギー資源工学教授で、グローバル気候・エネルギープロジェクトディレクターも務めた。それ以前には、ローレンス・バークレー国立研究所で地球科学部門ディレクターやエネルギー科学研究所副ディレクターなどの要職を務めた経歴を持つ。一方、エンジニアで政策アナリストのサマラス氏の前職は、カーネギーメロン大学 土木・環境工学部、工学・公共政策学部、及び、同大学 ハインツ公共政策大学院 准教授である。

 
11月24日


The White House: 
White House Office of Science and Technology Policy Launches New Energy Division, Appoints New Deputy Director for Energy


地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事
大学・研究機関の基本的役割 研究