【ニュース・アメリカ】NSFとSRC、「SemiSynBio」プログラムを通して、合成バイオと半導体技術を統合するデータ保存システム作成を目指す研究プロジェクト8件に助成

2018年7月16日、米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は合成バイオと半導体技術を統合するデータ保存システム作成を目標とする「情報処理・保存技術のための半導体合成バイオ(Semiconductor Synthetic Biology for Information Processing and Storage Technologies:SemiSynBio)」プログラムの下で、NSFと非営利技術研究コンソーシアムの半導体研究協会(Semiconductor Research Corporation:SRC)が1,200万ドルを助成することを発表した。

 

今回選出された助成受給研究プロジェクトは、DNAを使用したデータ保存、遺伝子回路設計の自動化、バイオエレクトロニクスの作成、分子コミュニケーション手段の探索などを含む、幅広いテーマを取り扱っている。なお、選出されたプロジェクトは、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)が主導する「キメラDNAを使用したチップ上のナノスケール保存システム」や、ボイジー州立大学(Boise State University)が主導する「核酸メモリ」などを含む8件である。

 

National Science Foundation:New NSF awards support the creation of bio-based semiconductors

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アメリカ
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