【ニュース・アメリカ】NSF、第1回「NSF2026年アイデアマシン」コンペの入賞者7組を発表

 
 米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2月4日、第1回「NSF2026年アイデアマシン(NSF 2026 Idea Machine)」コンペの大賞受賞者4組と殊勲賞受賞者3組を発表し、NSF本部で行われた式典で表彰した。

 
 本コンペは、14歳以上を対象として、科学・工学基礎研究もしくはSTEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)教育において、将来に大きなインパクトを与える可能性のあるアイデアを募集したもので、約800件の応募を著名な審査員12人が審査して、入賞者7組を選出した。

 
 大賞受賞者には賞金2万6,000ドル、殊勲賞受賞者には賞金1万ドルが授与される。大賞受賞者は、

  1. ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)が主導する「人工生体物質」
  2. タフツ大学(Tufts University、マサチューセッツ州)が主導する「思考から発明へ」
  3. ノースカロライナ大学(University of North Carolina)が主導する「公共炭素捕捉・隔離」
  4. シカゴ大学(University of Chicago、イリノイ州)が主導する「出現 ~根本からの複雑性~」

の4組、また、殊勲賞受賞者は、

  1. コロラド大学ボルダー校(University of Colorado at Boulder)とモンタナ州立大学(Montana State University)が主導する「インフラの未来の解放」
  2. コールドスプリングハーバー研究所(Cold Spring Harbor Laboratory、ニューヨーク州)が主導する「科学的才能の改革」
  3. デューク大学(Duke University、ノースカロライナ州)が主導する「意識的経験の理論」

の3組であった。

 
なお、本報告書は、こちらからダウンロード可能。
 


National Science Foundation: NSF selects 7 winners from its first-ever NSF 2026 Idea Machine prize competition

 
2月4日

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 予算・財政
大学・研究機関の基本的役割 研究
顕彰 顕彰