【ニュース・アメリカ】NSF、生物科学分野における職場文化の多様性・包括性を高めるプロジェクト5件に総額450万ドルを助成

 
米国科学財団(NSF)は8月5日、科学関連の職場における多様性を高め、生物科学分野における参加を拡大し、あらゆる分野での科学学会とのパートナーシップを構築するために、新たにプロジェクト5件に対する助成を発表した。これらは、生物学研究者宛に送付された書簡「生物学専門学会を通した文化的変化の主導」の下で募集された助成機会に応募した提案書の中から選出されたもので、研究協力ネットワーク(RCN)3組とワークショップシリーズ2件に総額450万ドルが付与される。

 
助成受給プロジェクトには、①NASA から助成を受ける「STEM 分野における米国先住民大学教員キャリアの道への光」プロジェクトを基盤とし、米国先住民生物学研究者数増加に重点を置く複数団体による取り組みを組み合わせたRCN、②リソース開発・普及の協力、公平な機会の下での研修、コミュニティを教育するために共有するリソース・行動計画の作成などを通して植物科学学会を支援する RCN、③会議・ワークショップを通して、包括性・公平性・利用可能性を検証するツールの開発に重点を置いたワークショップ、などが含まれる。

 
なお、助成受給プロジェクトの詳細は、こちら から閲覧可能。

 
2021年8月5日


National Science Foundation: New NSF awards support societies in changing culture in biological sciences


地域 北米
アメリカ
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