【ニュース・アメリカ】NSF、新型コロナウイルス感染症の検知・治療強化に向けた技術ソリューション開発ベンチャー企業約80社に助成

 
米国科学財団(NSF)は、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の検知・治療を強化するための技術手法を創出するベンチャー企業約80社に対して助成を行っていることを発表した。今年初めには、中小企業イノベーション研究(SBIR) 及び 中小企業技術移転(SBTT)プログラムの下で、COVID-19危機に対応するような新たな技術・製品・プロセス・サービスの開発に向けた提案募集を行い、これまでにベンチャー企業数十社に総額1,500万ドル以上を助成している。助成受給企業例は以下の通り。
 

  • 磁性抗体ナノ粒子技術を使用して、ドナーの血清からCOVID-19抗体を捕捉・分離する42バイオ
  • 患者が在宅でCOVID-19検査を実施できる経口機器・プラットフォームを開発するアイダー・ヘルス
  • ウイルス粒子を破壊しないウイルス採取装置を開発し、COVID-19の空中検知を可能としたエアロゾル・デバイシズ

 
なお、助成受給企業リストは、こちらから閲覧可能。
 
9月30日
 


National Science Foundation: NSF funds more than 80 startups to address COVID-19 challenges

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
研究支援 研究助成・ファンディング