【ニュース・アメリカ】NSF、幼稚園就学前から高校3年までのSTEM授業で教員と児童・生徒を支援するプログラムを通じ総額5,000万ドル超を助成

 
米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は11月15日、「幼稚園就学前から高校3年までの発見研究(Discovery Research PreK-12:DRK-12)」プログラムの下で、幼稚園就学前から高校3年までの児童・生徒に新しい学習機会を与え、STEM(science, technology, engineering, and mathematics)教員の教育スキルを向上させることを目指して、米国24州及びバージン諸島の研究機関が取り組む研究プロジェクト59件に対し、総額5,000万ドル超を助成することを発表した。
 
この助成は、STEM授業の内容・実践・スキルに関する理解と活用の強化を目的とした、教員と児童・生徒を支援する研究開発に使用される。助成プロジェクトには、ユタ州立大学(Utah State University)が主導する「小学校バイリンガルプログラムにおける教員・児童による工学理解強化」などが含まれる。また、キャリア初期大学教員開発プログラム(Faculty Early Career Development Program)助成2件も同助成の一環として行われており、研究・教育界でのロールモデルとなる可能性のあるキャリア初期の大学教員の支援が実施されることになる。
 
2018年11月15日
 
National Science Foundation:NSF awards $50M in grants to improve STEM education

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
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