米国科学財団（National Science Foundation：NSF）は9月24日、NSF環境研究・教育（Environmental Research and Education：ERE）ポートフォリオの一環である「自然と人間システムを組み合わせた力学（Dynamics of Coupled Natural and Human Systems：CNH）」プログラムの下で、研究プロジェクト13件に総額約1,500万ドルを助成することを明らかにした。
 
本助成は、NSF地球科学局（Directorate for Geosciences：GEO）、社会・行動・経済科学局（Directorate for Social, Behavioral and Economic Sciences：SBE）、及び、生物科学局（Directorate for Biological Sciences：BIO）から拠出される。CNH助成を受給する各プロジェクトでは、人間が、資源に限りのある地球の環境との相互作用をよりよいものとするための理解を深める取り組みが行われ、助成受給プロジェクトには、サンディエゴ州立大学（San Diego State University、カリフォルニア州）が主導する「複雑な人間・環境システムにおける人・場所・代償」などが含まれる。
 
2018年9月24日
 
National Science Foundation：NSF awards $15 million to understand how people can better interact with the environment