米国科学財団（NSF）は7月12日、マテリアル研究教育パートナーシップ（PREM）の下で、研究チーム8組に6年間に亘り総額約3,000万ドルを助成することを発表した。本助成は、マイノリティ受入大学と大規模な NSF 助成受給研究施設との間でのパートナーシップの下で行われるマテリアル研究を支援するもので、各チームは助成約400万ドルを受給する。PREM 助成受給チームは以下の通り。

• ナバホ工科大学とハーバード大学の NSF マテリアル研究科学工学センターによる「ナバホ族の慣習と STEM 研究・教育による理解を適用させる卓越性の展望のための NSF PREM（NSF PREM VENTURES）」

 

• テキサス大学リオグランデバレー校とミネソタ大学の NSF マテリアル研究科学工学センターによる「次世代ナノファイバーシステムと学生の成功促進のための NSF PREM 」

 

• クラークアトランタ大学、スペルマン大学と、コーネル大学及び ジョンズホプキンス大学のNSF 界面マテリアルの迅速実現・分析・発見に向けたマテリアルイノベーションプラットフォームによる「先進界面マテリアルのための NSF PREM」

 

• ノースカロライナセントラル大学とペンシルバニア州立大学による「ハイブリッドナノスケールシステムのための NSF PREM」

 

• テキサス州立大学とテキサス大学オースティン校の NSF MRSEC マテリアル動力学・制御センターによる「NSF PREM 知的マテリアル組立センター（NSF PREM CIMA）」

 

• プエルトリコ大学ウマカオ校、プエルトリコ大学カイエイ校、及び、ペンシルバニア大学による「包括的研究・教育を通したデバイスイノベーションのための NSF PREM」

 

• フロリダ国際大学とペンシルバニア州立大学 2D クリスタルコンソーシアムによる「量子技術マテリアル・プロセス・応用イノベーションのための NSF PREM」

なお、本報告書は、こちら からダウンロード可能。

 
7月12日

National Science Foundation：　2021 NSF PREM grants to broaden participation in cutting-edge materials research