【ニュース・アメリカ】NSF、「コンピュータ・サイエンス・フォー・オール」イニシアティブ立ち上げから7カ月間で総額2,500万ドル超を助成

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2016年9月16日、7カ月前に立ち上げられたNSFの「コンピュータ・サイエンス・フォー・オール(Computer Science (CS) for All)」イニシアティブの下で、総額2,500万ドル超の助成が支給されていることを明らかにした。これらの助成受給プロジェクトは、全米の学校におけるCS教育を促進させるもので、NSFは、同イニシアティブを支援するために、今後4年間でさらに1億ドルの助成を行う予定である。CS教育促進のための助成が活用される主な内容は以下の通り。

  • CS関連授業を担当する教員を対象とした拡大可能な専門性開発プログラムの作成・研究・評価。
  • 幼稚園入園前から8年生を対象とした計算的思考及びコンピューティング教育において使用する教材の開発、試用、及び、有効性に関する研究。
  • CS教育の公平性の確保を目的としたベストプラクティスの確立。
  • 「CSフォー・オール」を含むCS教育実施のためのシステムに関する研究。
  • CS授業を新しく担当することになった教員の支援。

これまでに本イニシアティブの助成を受給した研究プロジェクトのリストと要約は以下より閲覧可能。
NSF Award Search: Advanced Search Results

 

National Science Foundation:NSF awards $25 million in new projects in support of the Computer Science for All Initiative

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
研究支援 研究助成・ファンディング