2018年7月5日、エネルギー省（Department of Energy：DOE）米国核安全保障局（National Nuclear Security Administration：NNSA）は、スチュワードシップ科学研究同盟（Stewardship Science Academic Alliances：SSAA）プログラムの一環として、低エネルギー原子力科学分野の新たなセンター・オブ・エクセレンス（Center of Excellence）にテキサスA＆M大学（Texas A＆M University）を指定したことを明らかにした。

同大学は、「原子力訓練・大学研究センター・オブ・エクセレンス（Center for Excellence in Nuclear Training and University－based Research：CENTAUR）」の管理のために、今後5年間に亘って1,000万ドルの助成を受給することになる。

CENTAURは、同大学教授のシェリー・イェネロ（Sherry Yennello）氏が主導し、フロリダ州立大学（Florida State University）やワシントン大学（University of Washington）などを含む大学4校がアカデミックパートナーとなり、放射性ビーム・標的の利用に重点を置いて、核構造及び反応特性を検証する実験的・論理的イニシアティブに取り組むことになる。

National Nuclear Security Administration：NNSA awards ＄10 million cooperative agreement to Texas A＆M University