【ニュース・アメリカ】NIH、RADx-UPプログラムの一環で立ち上げられた「学校の安全な再開診断検査イニシアティブ」の下で新たに研究プロジェクト5件に助成

 
国立衛生研究所(NIH)は、新型コロナウイルス感染症検査の数・質・種類を大幅に高める「NIH 診断迅速加速(RADx)」イニシアティブの「医療サービスが十分に行きわたっていないグループ(RADx-UP)」プログラムの一環として立ち上げられ、2021年4月に最初の助成受給研究プロジェクト8件が発表された「学校の安全な再開診断検査イニシアティブ」の下で、感染リスクの高い人々・医療サービスが十分に受けられない人々が住む地域において、児童・生徒及び教職員が安全に対面式授業に戻れるようにする方法を特定する研究プロジェクト5件に対し、新たに助成を付与することを発表した。

 
これらのプロジェクトは、①カリフォルニア大学ロサンゼルス校、②マイアミ大学、③アリゾナ州立大学、④ネブラスカ大学医療センター、⑤ハワイ大学マノア校、が主導し、2年間に亘り最高1,500万ドルが支給される。新たに選出された研究プロジェクトは、ワクチン接種対象とならない12歳未満を対象とする新型コロナウイルス感染症検査計画の実施に重点を置くもので、ワクチン接種対象となる教職員・生徒へのワクチン投与の影響に関する調査、ワクチン忌避への対応、変異株などに関する情報調査などが含まれる。

 
なお、新規助成受給研究に関する詳細は、こちら から閲覧可能。

 
7月2日


National Institutes of Health: 
NIH COVID-19 testing initiative funds additional research projects to safely return children to in-person school


地域 北米
アメリカ
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