国立衛生研究所（NIH）は1月26日、新型コロナウイルス感染症に関連する神経症状・合併症・アウトカム及び、新型コロナウイルス感染症が
既存の神経疾患に及ぼす影響に関する情報を臨床医から収集する新たなデータベース「新型コロナウイルス感染症神経データバンク・バイオバンク（NeuroCOVID）」を立ち上げることを発表した。

 
NIH傘下の国立神経疾患・脳卒中研究所（NINDS）の資金提供を受けて、ニューヨーク大学ランゴーン・ヘルスが作成・維持管理する「NeuroCOVID」は、新型コロナウイルス感染症に関連する神経系の問題を経験したあらゆる年齢層の患者の臨床情報及び生物検体のデータベースとなる。

 
収集・保存される情報には、神経症状、併存疾患、疾病経過、合併症などが含まれるが、データ及び生物検体の識別にはグローバル一意識別子（GUID）が使用され、個人を特定する情報は一切収集・保存されない。

 
なお、「NeuroCOVID」に関する詳細は、こちら から閲覧可能。

 
1月26日

National Institutes of Health：　 NIH launches database to track neurological symptoms associated with COVID-19