米国大学入学カウンセリング協会は8月18日、報告書「全学生における高等教育進学機会の確保 ~新型コロナウイルス感染症流行時及び
それ以降の統一テストの役割~」を発表し、大学に対して、大学入学審査における統一試験に関する方針と、統一試験を要件とすることによる進学機会
の平等性に対する影響を検証するよう強く要請した。
NACAC CEOのアンヘル・ペレズ氏は、統一試験だけでなく、入学希望者に不公平を生じさせる可能性のあるその他の出願手続きに関しても、
さらに検証することを要請している。また、本報告書は、統一試験要件を考慮するにあたり、「公共の利益の検討」「学生中心」「学生の成功の重視」
「透明性」「頻繁な再検討を含む計画」「予期せぬ結果の考慮」の6つを、決定の際の指標とすべき価値観として提案している。
なお、本報告書は、こちらからダウンロード可能。
8月18日
National Association for College Admission Counseling : NACAC Calls for Changes in Standardized Testing Policies