【ニュース・アメリカ】MIT気候コラボ、気候変動問題対策コンテストに関し一般投票を受付中

 
マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)集団的知性センター(Center for Collective Intelligence)のプロジェクトの一環であるオンラインプラットフォームの気候コラボ(Climate CoLab)は、温室効果ガス排出量の削減、カーボンプライシングの実行、及び、一般の態度・行動の変化などといった、気候変動に関連する異なる問題に重点を置いたセクタ特有のコンテスト7件を2017年に立ち上げたが、これらのコンテストに提出された提案書の中から専門家審査員が選出した最終候補37件に関し、気候変動と闘う手段として最も優れた革新的アイデアを選出するために、一般による投票を受け付けている。
 
投票締切は2018年1月15日で、①態度・行動の変化、②土地利用:農業・森林業・水管理、③エネルギー供給、④適応、⑤カーボンプライシング、⑥輸送、⑦建築物、の7つのカテゴリーに分類された各コンテストの最終候補に対し、1件を選んで投票することになる。
 
投票数が最も多い提案書の執筆者は、各コンテストの「ポピュラーチョイス賞(Popular Choice Award)」を受賞し、審査員が選ぶ「審査員賞(Judges’ Choice Award)」の受賞者と併せて、MITでアイデアを発表する機会が得られる他、MIT気候コラボから表彰されると共に、全コンテスト参加者の中から1人だけに付与される最優秀賞の賞金1万ドルを勝ち取る機会が与えられる。
 
専門審査員は、MITを始め、国連環境計画(UN Environment Programme:UNEP)やクリントン財団(William J. Clinton Foundation)などに所属する専門家30人超が務めている。
 
なお、全カテゴリーの最終候補一覧は、「Finalists announced! Voting now open!」で閲覧可能。
 
2018年1月2日
 
MIT News:Voting open for crowdsourced climate change innovations
 

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
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