【ニュース・アメリカ】ICEと国務省、2021年秋学期に米国留学を希望する留学生を対象とする入国規制を緩和

 
移民税関捜査局(ICE) 学生・交換訪問者プログラム(SEVP)は、2020年3月9日時点で米国大学に在籍しながらも、渡米できずに自国で講座をオンライン受講していた留学生で、現在も有効な学生ビザ(F-1またはM-1)を保有するものに対し、米国に再入国して学業を継続することを許可すると発表した。また、新規留学生の場合、受講講座の一部に対面学習が含まれていれば、米国入国を許可するとした。この方針は、2021-2022学年度末まで継続される。

 
また、国務省は、現在渡航規制対象となっており、米国への入国が禁止されている国出身の留学生に関し、国家利益のための例外として8月1日以降の入国を許可することを発表した。国務省による本措置は、特に中国出身留学生に大きな影響を与えることになる。その一方で、大統領府は、深刻なパンデミックの現状を理由に、インドから米国への入国を5月4日以降厳しく制限し、米国市民権非保有者の大半の入国を禁止することを4月30日に発表している。

 
なお、ICE による発表は、こちら からダウンロード可能。また、大統領府による発表は、こちら から閲覧可能。

 
5月3日


ACE: Biden Administration Moves to Make It Easier for Most International Students to Come to the U.S. This Fall


地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化、学生交流