【ニュース・アメリカ】CRRSAA法の下で高等教育機関に割り当てられた救済金212億ドルが利用可能に

 
教育省は1月14日、2020年12月に成立した「新型コロナウイルス感染症対策・救済補助歳出法(CRRSAA)」の下で高等教育機関に割り当てられる
救済金212億ドルが利用可能となったことを発表した。

 
このうち、205億ドルは公立大学及び非営利私立大学に、6億8,100万ドルは営利大学に割り当てられる。公立大学及び非営利私立大学は、割り当て
られた資金を、学生への学資援助、学生支援活動、及び、遠隔学習への移行に関連する技術コストや教職員研修などを含む様々な大学運営費に
使用することができる。

 
一方、営利大学は、これらの資金の用途が学生への学資援助提供に限定される。各大学への割当額は、次の3通りの学生の割合などを要素に含む
数式に基づいて算出された。

  • 低所得層学生対象連邦奨学金「ペルグラント」受給学生
  • 「ペルグラント」以外の学資援助受給学生
  • パンデミック前に100%オンライン講義登録であった学生の中で「ペルグラント」及びそれ以外の学資援助を受給した学生

 
また、バイデン次期大統領は、大統領就任直後に提案予定である1兆9,000億ドルの救済計画案の概要を1月14日に発表しており、これには、
さらなる大学救済基金350億ドルが含まれている。
 

なお、教育省によるCRRSAA の詳細は、こちら から閲覧可能。
 
1月14日


Inside Higher ED: Billions in Aid Head to Colleges


地域 北米
アメリカ
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