【ニュース・アメリカ】CDC、大学を対象とする最新版新型コロナウイルス感染症検査指針を発表

 
疾病管理予防センター(CDC)は9月30日、大学を対象とする最新版新型コロナウイルス感染症「COVID-19」検査指針を発表した。
新指針には、感染症流行が拡大した場合に検査を受ける学生・教職員の優先順位付けの方法に関する詳細情報が新たに含まれている。
但し、一部の専門家は、疾病観察・調査目的での無症状感染者への検査に関する対応が不十分と指摘している。新指針では、COVID-19の
症状のある者及び感染者との濃厚接触者を最優先受検者とし、5つの階層に分けて受検者選出方法を提示している。最優先されるべき第1層
(Tier 1)対象者は以下の通り。
 

  • COVID-19陽性診断者と同居し、寝室・浴室などを共用する学生
  • COVID-19陽性診断者とほぼ同じ時間帯に食堂を利用した学生・教職員
  • COVID-19陽性診断者と同じ運動競技チームに所属する学生・教職員
  • COVID-19陽性診断者1人以上と一緒に、ソーシャルディスタンシングが厳守されていない大学キャンパス開催イベントや
    キャンパス外でのソーシャルイベント(パーティーなど)に参加した学生・教職員
  • 事例調査及び接触者追跡でCOVID-19感染者との濃厚接触者と特定された学生・教職員

 
なお、CDC発表の新指針は、こちらから閲覧可能。
 
10月2日
 


Inside Higher ED: CDC Issues New Testing Guidance for Colleges

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育