【ニュース・アメリカ】APLU、米国公立大学100校が大学卒業者数増加のために協力する新たな取り組みとなる「公立大学変革センター」を立ち上げ

 
公立・ランドグラント大学協会(Association of Public and Land-grant Universities:APLU)は2018年2月21日、米国の公立研究大学100校が、8~10校でグループを編成し、2025年までに大学卒業生数を増加させるための新たな取り組みとなる「公立大学変革センター(Center for Public University Transformation:CPUT)」を立ち上げることを発表した。
 
この取り組みの下で、各グループは、卒業格差を埋めることを目的とした革新的な実践方法を開発・改良・拡大することになる。また、CPUTに参加する大学は、グループ内で重要な情報を共有し、実績が証明された実践方法に関しては、公立高等教育セクタ全体で共有・普及させることを誓約している。APLUは、1年以内にこれらのグループが編成され、取り組みが開始されると予測している。全てのグループの編成が完了次第、正式な学位取得数の目標が設定されるが、APLUは、この取り組みを通して学位取得者数が数十万人増加することを期待しているという。
 
具体的な取り組み手段は各グループによって決定され、これには、適応コースウェアの利用、積極的学生指導、卒業重視型の学資援助アプローチなどが含まれる可能性がある。APLUは、これらのグループを支援し、公立高等教育セクタ全体に新たな知識を共有して、実績ある有効な実践方法が広く採用される状況を確保する役割を果たすことになる。
 
なお、CPUTの詳細は、「Powered by Publics」で閲覧可能。
 

2018年2月21日
 
Association of Public and Land-grant Universities:Public Research Universities to Launch Unprecedented Nationwide Collaborative Effort to Boost Number of College Graduates

 

地域 北米
アメリカ
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