【ニュース・アメリカ】ACT社、ACT試験の受験準備のために10年生を対象とした「PreACT」試験を立ち上げ

大学進学準備度評価標準試験を運営するACT社は2016年3月22日、ACT試験の受験準備のために、10年生を対象とした多肢選択方式の「プレACT(PreACT)」試験を立ち上げたことを発表した。「PreACT」試験は、高校・学区・州において2016年秋から受験が可能となる。ACT社CEOのマーテン・ローダ氏(Marten Roorda)は、「PreACT」試験は、生徒にとって修正・向上のための時間が十分にある時期に、生徒・教育者・学校に対して大学進学・就職準備度に関する貴重な情報を提供する低価格のツールとなるとコメントしている。「PreACT」試験は、ACT試験と同じ種類の質問・採点方法・様式を使用しており、受験科目は英語、数学、読解力、科学の4科目で、英作文は含まれていない。また、得点はACT試験と同じく1~36点で報告されるが、問題数がACT試験よりも少ないため、採点に要する時間は短縮されるものと見られている。なお、「PreACT」試験の受験料は、1人12ドルである。

 

ACT:ACT Launches New PreACT Test for 10th Graders

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育