米国教育審議会(ACE)は、日米の高等教育機関の間での4,000件以上の教育パートナーシップに関する検索可能な無料オンラインデータベース「日米高等教育協力研究(USJP HEES)」を立ち上げた。
「USJP HEES」は、国際交流基金日米センターからの助成と、ACEと一般社団法人国立大学協会との間でのパートナーシップに基づく支援の下で実現された。ACE 会長のテッド・ミッチェル氏は、「USJP HEES」により、日米高等教育パートナーシップがより魅力的なものとなり、協力強化に繋がるとコメントしている。
「USJP HEES」では、英語と日本語の両方が使え、物理的、またはオンラインを介した日米高等教育交流、研究協力・コンソーシアム、二重・共同学位プログラム、人材開発イニシアティブに関する事例研究・分析・提案事項などを紹介する。「USJP HEES」データベース情報からは以下のような現状が判明している。
- 学生交流プログラムの25%は、米国のマイノリティ受入大学において実施。
- 学生交流プログラムの91%は学部生が対象。
- 物理・医科学分野において、1,200件超の研究パートナーシップが進行中。
なお、「USJP HEES」の詳細は、こちら から閲覧可能。
7月1日
American Council on Education: U.S.-Japan Higher Education Engagement Study
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
統計、データ | 統計・データ |