米国教育審議会（American Council on Education：ACE）は2018年11月15日、高等教育専門性・組織開発ネットワーク（Professional and Organizational Development （POD） Network in Higher Education）の第43回年次会議において、指導の質に対する利益の評価に関する白書「指導改善努力の投資利益率予測（Estimating the Return on Investment （ROI） for Instructional Improvement Efforts）」と、大学リーダーが利用可能なスプレッドシート様式のROIツールを発表した。
 
ROIツールは、イサカS＋R（Ithaka S＋R）社と共同開発したもので、大学運営管理者が、特定の授業指導改善の取り組みに投資するか否か、また、投資する場合はどの程度かなどを決定する上での利用が可能となっている。
 
なお、
本白書は、https://www.acenet.edu/news-room/Documents/Estimating-ROI-Instructional-Improvement-Ithaka.pdf［PDF：550.10KB］、
ROIツールは、https://www.acenet.edu/news-room/Pages/Instructional-Improvement-ROI-Tool.aspx
から、それぞれダウンロード可能。
 
2018年11月19日
 
American Council on Education：ACE Releases New Effective Teaching Tools at POD Conference