2017年6月21日、米国では、大学教育費目的で使用する場合は引き出した預金に税金がかからない、「529大学教育費預金計画（529 college savings plan）」口座が金融機関より提供されているが、これら金融機関の多くは、同口座にクラウドファンディングと同様のツールを付加し、家族・親戚・友人などに子どもの大学教育費預金への支援を依頼しやすくするシステムの導入に踏み切っている。
利用者は、子どもの教育費への預金支援を募るためのウェブサイトを作成し、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルネットワークサービス（SNS）を利用してリンクを共有したり、Eメールでリンクを送付したりして、協力を要請することができる。529計画口座が提供されている49州のうち、半分以上の州において、オンラインギフトツールを提供するプランが少なくとも1件はあるといい、業界は、同様のサービスを付加する口座は今後増加する見通しとしている。
2017年6月22日
