【ニュース・アメリカ】2022年QS社大学卒業者雇用可能性ランキング、1位は2年連続でマサチューセッツ工科大学

 
高等教育機関分析を専門とするQS 社は、学生が質の高い職に就くことを応援する大学の取り組みを評価した「2022年 QS 社大学卒業者雇用可能性ランキング」を発表した。本世界ランキングは、大学と雇用主のパートナーシップ、特定セクタでリーダーとなった卒業生、所在地などを含む様々な要素に基づいて作成された。

 
2022年版ランキングの1位は、2年連続で マサチューセッツ工科大学(MIT)となり、2位の スタンフォード大学(カリフォルニア州)、3位の カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)と合わせて、上位3校を米国大学が占めた。その他の主な結果は以下の通り。

  • シドニー大学(オーストラリア) が4位、メルボルン大学(オーストラリア)が8位で、オーストラリアの大学2校が2年連続で10位以内にランクイン。
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  • 10位以内にランクインした英国大学は、7位のオックスフォード大学(英国)1校のみ。
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  • 26位の モンテレイ工科・高等教育大学(メキシコ)は、2020年版ランキングから14ランク上昇。
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  • 英国以外の欧州最高位はパリ工科大学(フランス)の12位。カナダではトロント大学(カナダ)の21位が最高位。アラブ諸国では ベイルート・アメリカン大学(レバノン)の73位が最高位。
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  • アジアの大学では、清華大学(中国、6位)と香港大学(10位)が10位以内にランクイン。
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  • 日本の大学では、東京大学の25位が最高位。以下、100位以内には、早稲田大学(37位)、京都大学(同率52位)、慶応大学(56位)、東京工科大学(67位)、大阪大学(76位)、名古屋大学(92位)がランクイン。

なお、大学550校のランキングは、こちら 閲覧可能。

 
2021年9月23日


The PIE News: MIT tops QS employability ranking 2022


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アメリカ
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