米国公正公開試験センター(FairTest) は12月8日、2022年秋学期大学入学希望者に対し、出願書類の一部として ACT または SAT といった大学進学適性試験のスコア提出を義務付けない大学のリストを発表した。これによると、全米の大学1,815校超が、これらの試験スコア提出を任意とする、もしくは、合否判定基準に含めないことが明らかになった。
また、最低1,400校が、この方針を2023年秋学期入学希望者にも適用することを既に表明している。これらの大学には、コーネル大学及び スタンフォード大学などといった著名私立大学や、カリフォルニア大学システム や コロラド大学システム などの公立大学システムが含まれる。同センターエグゼクティブディレクターの ボブ・シェーファー氏によると、全米大学の80%が2022年秋学期入学希望者に対して ACT/SAT スコア提出を任意もしくは合否判定基準外とし、60%以上が2023年もこの方針を継続することを発表済みで、この方針を採用する大学数はさらに増加の見込みとした。新型コロナウイルス感染症パンデミック前は、ACT/SAT スコア提出を任意とする大学は1,070校で、合否判定基準外とする大学は1校のみであった。
なお、これらの大学リストは、こちら から閲覧可能。
12月8日
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
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