【ニュース・アメリカ】2021-22学年度の高等教育教職員の前学年度からの昇給率、インフレ率を大きく下回る

 
大学人事専門職協会(CUPA-HR)が実施した2021-22学年度年次労働者調査の結果から、前学年度からの平均昇給率は、大学執行幹部が3.4%、専門職員及び公正労働基準法適用職員が2.9%、終身雇用保障のテニュア教員及びその候補者であるテニュアトラック教員がそれぞれ1.6%と1.5%で、いずれも2021年のインフレ率6.8%を下回ることが明らかにされた。主な結果は以下の通り。

  • 前学年度からの昇給率がインフレ率以上であったのは、執行幹部・専門職員・公正労働基準法適用職員では2019-20学年度、非テニュアトラック教員では2016-17学年度が最後で、テニュアトラック教員は過去6年間に亘り昇給率がインフレ率を下回る。
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  • 教職員数は、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で、2020-21学年度、2021-22学年度ともに、フルタイム職員・パートタイム職員・テニュアトラック教員数がいずれも前学年度から減少。一方、非テニュアトラック教員及び非常勤教員数は2021-22学年度に増加。

 
4月27日


College & University Professional Association for Human Resources: Higher Ed Pay Increases Have Not Kept Pace With Inflation


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 研究者の雇用、教員の養成・確保
統計、データ 統計・データ