【ニュース・アメリカ】2020-21学年度に米国大学に在籍した留学生数、前学年度比15%減

 
ピュー研究センターは、国際教育研究所(IIE)が発表したオープンデータを使用し、米国大学で学ぶ留学生に関する分析結果を発表した。これによると、2020-21学年度に米国大学に在籍した留学生数は、米国高等教育機関在籍学生全体の4.6%を占めたが、前学年度と比較すると総数は15%減で、2014-15学年度以降初めて100万人を下回った。その他の主な結果は以下の通り。

  • 2020-21学年度に米国大学に在籍した留学生の35%は中国出身で最多。以下、インド(18%)、韓国(4%)、カナダ(3%)。
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  • 留学生数の前学年度比減少率が最も高かったのは韓国の21%減で、以下、中国(15%減)、インド(13%減)。
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  • 中国人留学生受け入れ制限を支持する米国成人は全体の55%。特に50歳以上の米国成人の支持率が69%と高いのに対し、18~29歳での支持率は31%。また、支持政党別で見ると、共和党支持者では69%、民主党支持者では42%。

 
12月6日


Pew Research Center: Amid pandemic, international student enrollment at U.S. universities fell 15% in the 2020-21 school year


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
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統計、データ 統計・データ