米国学生情報研究センターは10月27日、大学編入学生に関する最新情報をまとめた報告書「新型コロナウイルス感染症 編入・流動性・進捗
~2020年秋 初期状況報告書~」を発表した。
これによると、2020年秋学期の大学編入学生数は、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響を受けて前年同期比4.7%減となった。
但し、2年制大学から4年制大学への編入だけは同2.6%増であった。
主な結果は以下の通り。
- 2年制大学から4年制大学に編入した学生の大半は、準学士号取得前に編入。準学士号取得前に4年制大学に編入する学生は増加傾向。
- 2020年秋学期に2年制から4年制大学に編入する際に他州の4年制大学に編入した学生数は前年同期から増加。
- 2年制大学から4年制大学に編入するアジア系・ラテン系・白人学生は増加したのに対し、黒人学生は減少。
- しばらくの休学後、2020年秋学期に復学した学生数は、前年同期比約16%減。
なお、本報告書は、こちら からダウンロード可能。
10月27日
National Student Clearinghouse Research Center: COVID-19 Transfer, Mobility, and Progress
Inside Higher ED: Transfer Enrollment Declines
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
統計、データ | 統計・データ |