米国州政府許可互恵協約協議会(NC-SARA)は、「プレビュー:NC-SARA年次データ報告書-2020年秋学期遠隔教育登録データ」を発表した。本報告書は、同協議会加盟大学2,201校における遠隔教育登録者数及び傾向に関する最新情報を提供するもので、2020年秋学期に全米で遠隔教育のみに登録していた学生数は、新型コロナウイルス感染症パンデミックによる遠隔学習への緊急転換などの影響で、2019年秋学期から93%増の約600万人であったとしている。データプレビューの主な結果は以下の通り。なお、全データは、2021年10月20日に公開予定である。
- 2020年秋学期に高等教育遠隔学習登録者数の増加率が最大であったのは公立大学で、前年同期から144%増。以下、部族大学107%増、非営利私立大学47%増、営利大学17%増。
- 回答大学の85%は、新型コロナウイルス感染症パンデミックへの対応として講座をリモート学習に緊急転換。オンライン講座に転換しなかった大学の大半は、小規模非営利私立大学、もしくは、既にオンライン様式で講座を開講していた大学。
- 回答大学の59%は、緊急リモート学習講座の一部もしくは全部を継続して開講。
データプレビューは、こちら からダウンロード可能。
2021年9月15日
National Council for State Authorization Reciprocity Agreements:
NC-SARA Previews New Distance Education Enrollment Data from Fall 2020
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
統計、データ | 統計・データ |