【ニュース・アメリカ】2020年秋学期、2009年同学期比で準学士・学士課程在籍者数は9%減の一方、大学院在籍者数は10%増

 
教育省 傘下の 米国教育統計センターが発表した年次報告書「2022年教育状況報告書」によると、2020年秋学期の公立小・中・高等学校在籍者数は、前年同学期から3%減であった。また、高校卒業前の中退率は、10年前から約28%減の5.3%で、特に黒人及びヒスパニック系の生徒の中退率は、10年間で7.4%から4.2%に大きく減少した。一方、高等教育機関に関しては、2020年秋学期の準学士・学士課程在籍者数は1,590万人で、2009年秋学期の1,750万人から9%減となった。

 
これを男女別にみると、2009年秋学期から2019年同学期までは男女とも約5%減であったのに対し、2019年秋学期から2020年同学期の間では、女子学生数は2%減、男子学生数は7%減となっている。さらに、2019年と2020年の準学士・学士課程在籍者数の増減動向をセクタ別にみると、公立大学で5%減、非営利私立大学で2%減であった一方で、営利大学では4%増であった。なお、大学院在籍者数は、2009年秋学期には280万人であったが、2020年同学期には10%増の310万人となった。

 
5月31日


THE Journal: 
Report: Historic Decline in U.S. Public School Enrollment From Fall 2019 to Fall 2020; Dropout Rates Fell Since 2010 Among Hispanic, Black Students

 
Institute of Education Sciences: Report on the Condition of Education 2022


地域 北米
アメリカ
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