非営利教育機関の教育振興支援審議会(CASE)は2月9日、米国高等教育機関への寄付に関する調査結果をまとめた報告書「任意教育支援調査主要
結果、2019-20学年度」を発表した。
大学873校からの回答に基づく本報告書によると、2019-20学年度に米国高等教育機関が受領した寄付総額は495億ドルで、前学年度の496億ドル
を僅かに下回った。但し、回答した大学の48.6%では、寄付総額が前学年度を上回っている。主な結果は以下の通り。
- 寄付額増加率が最大であった寄付者のカテゴリーは「その他の組織」で前学年度比7%増。また、卒業生以外の個人による寄付も前学年度比4%増。それ以外のカテゴリーはいずれも前学年度から減少。
- 財団と卒業生からの寄付の合計が全体の約55.5%。また、寄付のあった財団の43.3%は家族で設立したファミリー財団。
なお、本報告書は、こちら からダウンロード可能。
2月9日
Council for Advancement and Support of Education:
Charitable Giving to U.S. Colleges and Universities Reached $49.50 billion, Virtually Unchanged from Last Fiscal Year
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 予算・財政 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |