米国発明家アカデミー（National Academy of Inventors：NAI）と知的財産所有者協会（Intellectual Property Owners
Association：IPO）は6月2日、報告書「2019年米国一般特許取得数世界上位100大学（Top 100 Worldwide Universities Granted
U.S. Utility Patents in 2019）」を発表した。

 
 本報告書は、米国特許商標局（U.S. Patent and Trademark Office：USPTO）のデータに基づくもので、大学研究・
イノベーションにおいて特許が果たす重要な役割を強調している。

 
 特許取得数が最多であったのは、カリフォルニア大学システム（The Regent of University of California）の631件で、
以下、マサチューセッツ工科大学（Massachusetts Institute of Technology）の355件、テキサス大学（The University of
Texas）の276件が続いた。

 
 上位10大学のうち、8校が米国大学で、それ以外の国では、キング・ファハド石油鉱物大学（King Fahd University of
Petroleum & Minerals、サウジアラビア）が225件で4位、清華大学（中国）が191件で6位にランクされた。

 
 また、清華大学に続く米国以外の大学は、特許86件を取得した25位の韓国科学技術院（Korea Advanced Institute of
Science and Technology：KAIST）が最高位であった。なお、日本の大学では、東京大学が58件で46位、大阪大学が47件で
同率57位、京都大学が34件で同率82位であった。
 
なお、本報告書は、こちらからダウンロード可能。
 
６月２日
 

PRNewswire：　Top 100 Worldwide Universities Granted U.S. Utility Patents in 2019 Announced