米国学資援助管理者協会（National Association of Student Financial Aid Administrators：NASFAA）は2016年12月9日、米国教育統計センター（National Center for Education Statistics：NCES）発表の最新データ報告書「2015年教育統計ダイジェスト（Digest of Education Statistics 2015）」によると、2014年秋学期の大学在籍者数は前年同期から僅かに減少し、2010年秋学期からは4％減となっているが、2015年秋学期の在籍者数は前年同期比15％増となることが予測されることから、NCESは、2018年秋学期～2025年秋学期の間に過去最高の大学在籍者数を記録すると予測していることを明らかにした。NCESによると、大学在籍者数は2000年～2010年の間に1,530万人から2,100万人へと37％増加したが、2010年～2014年の間に4％減少して2,020万人となったという。また、18～24歳の若年青年層における学士号以上の学位保有者の割合は、2005年の29％から2015年には36％に増加していることが明らかにされた。さらには、2015～16学年度の高等教育学位取得者数は、準学士号99万9,000人、学士号185万3,000人、修士号77万3,000人、博士号17万9,000人と予測されている。

なお、本報告書は、以下よりダウンロード可能。
National Center for Education Statistics：Digest of Education Statistics 2015［PDF:10.5MB］

National Association of Student Financial Aid Administrators：College Enrollment Experiences Slight Dip After Years of Increases