【ニュース・アメリカ】2012-2013学年度の高校卒業率、過去5年間で最高の81%

教育省(Department of Education)は、米国教育統計センター(National Center for Education Statistics:NCES)が新たに発表したデータ(URL1)より、2012-2013学年度の高校卒業率が、統一した卒業率算出法の導入以来、過去5年間で最高の81%となったことを明らかにした。米国では、州・学区・学校に対する更なる説明責任を促進し、全米の高校において中退率の低下と卒業率の向上に向けた戦略を策定するために、2010年から新共通評価基準が導入されている。また、高校卒業率は過去3年間連続で向上している。2020年までに高校卒業率90%以上を目指す「グラッド・ネイション(GradNation)」キャンペーンを主導するアメリカズ・プロミス同盟(America’s Promise Alliance)のジョン・ゴンパーツ会長兼CEO(John Gomperts)は、学校に説明責任を課すことによって、中退を防止するような支援が行われ、真の進歩が可能となるとコメントしている。

URL1: http://nces.ed.gov/ccd/tables/ACGR_2010-11_to_2012-13.asp
URL2: http://www.ed.gov/news/press-releases/us-high-school-graduation-rate-hits-new-record-high

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ